26歳で初めて妊娠したときのはなし
26歳になったばかりで、初めて妊娠したときのおはなし。
初めての妊娠
初めての妊娠は結婚してちょうど1年という時期でした。
家も買ったし、夫婦ふたりの時間もそこそこ楽しんだし、
そろそろ子どもがほしいな・・・というタイミング。
だから妊娠が分かったときは本当に嬉しくて嬉しくて。
大好きな紅茶もノンカフェインにしたり、食べるものにも気をつけていました。
赤ちゃんが育たない
ところが妊娠7~9週目になっても、赤ちゃんの存在が確認できません。
稽留流産(けいりゅうりゅうざん)でした。
胎嚢は大きくなっている。卵黄嚢もある。
でも、胎芽(9週までの胎児)が見えない。
先生からは、残念だけどよくある話とのこと。
2週間は自然に流れるのを待ちましょう。
それでも流れなければ手術をしましょう。
ということになりました。
流産の原因
妊娠=出産があたりまえぐらいの認識だった私。
稽留流産と言われた日は、それはそれは泣きました。
ネットで稽留流産って検索してみると、
「赤ちゃんの染色体に異常がある事が多い」
「お母さんのせいじゃない」と書いてあります。
でも、本当に私のせいじゃないって言えるの?
あの日夜勤で無理したのがダメだったのかもしれない。
まだ20代なのに。どうしてだろう。自分はダメなのかもしれない。
そんな、どうにもならない感情がぐるぐるしてしまう。
結局、2週間経っても自然には流れてこないため、手術することになりました。
でも稽留流産と診断された翌日からつわりはなくなりました。身体って不思議です。
手術日までの間は精神状態が不安定になってしまったようで、仕事でもつまらないミスを連発しました。
こころの整理をする時間が私には必要でした。