まわりへの妊娠報告をどうしたか
妊娠してすぐに悩んだことは、いつまわりに報告するかということでした。
妊娠報告の時期は、妊娠発覚後すぐに購入した「はじめてのたまひよ」を参考にしましたが、その人の働き方や職場によって状況はさまざま。
妊娠初期の段階は不安定なので、心拍確認から1~2週間というのがひとつの目安のようです。
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職場への報告
私の仕事は体力仕事はなく、基本的にデスクワーク。
ほとんど自分のペースで仕事ができる。もう少し安定してから報告しよう。
そう思っていたところ、すぐにつわりが始まりました。
つわりってこんなしんどいの?
急に体調不良で休むことになるかもしれない。
そんな不安から、胎嚢確認の段階で直属上司に報告することにしました。
安定期に入るまでチームには内密に、ということで調整。
夜勤を免除してもらえることになり、少し安心しました。
ついでに自分は異動候補だったらしく、しばらく取り下げてくれました。
異動してすぐに産休ってことになったら迷惑ですもんね。
それから3週間もしないうちに残念な報告をすることになるわけですが。。
流産手術+術後安静にする理由で1週間弱お休みすることにしたので、結果的には早めに報告してよかったと思います。
上司以外のチームメンバーには妊娠報告はしていません。
今回の流産後のお休みも「体調不良」と言って休んでいます。
両親への報告
心拍確認できたら報告する予定だったので、両親・義両親へ報告していません。
流産のことも言うつもりはありません。
実母は「子どもはまだ?」とデリカシーのないことを平気で聞いてくるのでちょっと・・・。
やめてほしいと言ったところで伝わらないので仕方ないです・・・。
兄妹への報告
兄、姉がひとりずついます。どちらにも小さな子どもがいます。
上司に報告するタイミングと同じ時期に、出産経験のある姉に報告しました。
報告するタイミングは個人の自由。
すべて順調にいくことばかりじゃないということを踏まえて報告したほうがよいですね。
はじめての妊娠で稽留流産手術をしました
妊娠7~9週目に稽留流産と言われて4週間後に流産手術をおこないました。
手術当日のことをふりかえってみます。
稽留流産手術当日
9:00ごろ、産婦人科へ
自宅から歩いて10分ほどの距離ですが、15分ぐらいかけてゆっくり行きました。
夫も仕事を休んでくれて、産婦人科の前まで見送ってくれました。ありがたい。
前日24:00以降飲食NGだったのでもうお腹がすいてきた。
お腹がすいたなんて思えるぐらい余裕があったのかもしれない。
手術までずいぶん時間があったし、やっと覚悟できてきたのかな。
10:00ごろ、手術室へ
先に会計を済ませ、手術室に呼ばれました。
手術室でやったこととしては、
・処方箋の説明
・抗生剤を飲む
・身に着けている金属や下着をはずす(ブラトップならOK)
それから手術台に横になり、脚を開くように固定され、
点滴、血圧、酸素を測るものをつながれます。
先生が来てから、点滴から静脈麻酔でした。
手術は無意識のうちに終了
・・・。
麻酔ってすごいですね。
寝ている間にすべてが終わっていました。
頭がぼーっとして、視界が開けてきたのが10:30ごろ。
看護師さんが何か作業している音が聞こえて起きました。
手術は10分ぐらいで問題なく終わったそうです。
手術後の状態
手術後、そのまま2時間ほど手術室で横になりながら待機。
麻酔がちゃんときれてから帰すためだそうです。
夫に連絡し、迎えに来てもらいました。
前日のような子宮の痛みもありません。
本当に、お腹の中からいなくなってしまったんだなぁと。
家に帰ってからはソファーでぼーっとしたり、横になって過ごしました。
稽留流産手術前日の処置
妊娠7~9週目に稽留流産と言われて4週間後に流産手術をおこないました。
手術前日のはなしをまとめてみます。
稽留流産手術前日
11:30ごろ、産婦人科へ
手術前処理として子宮口を広げるためのラミナリアを挿入しに行きました。
待合室はもちろん妊婦さんばかり。
分かっていることでも、結構、きついものです。
処理の前にエコー。
胎嚢の形がぐしゃってつぶれたような形になっていました。
少し前まではあんなにまん丸だったのに。
ラミナリアの痛み
事前にラミナリアは痛いと聞いていたので覚悟はしていたけれど、本当に痛かったです。初めて知る種類の痛み。
あと身体をかきまぜられているような気持ち悪さがありました。
私のように出産経験がない人は子宮口が狭いらしいので、そういう理由もあるのかもしれないですね。
先生たちから「ゆっくり息をしてね」と言われ、意識的に息をするように。
口を閉じないようにするといいらしい。
ふんばらないように。何も考えないように。
次第に涙があふれてきてしまったようでした。
されるがまま、という感じであまり記憶がありません。
そばにいる看護師さんが手をにぎってくれていました。
処置は15分ほどで終了
処置自体は15分もしないうちに終了。
下腹部の違和感を感じるけど歩けないほどではなく、ゆっくり帰宅しました。
夕方以降は立ち上がるのも辛くてずっと横になっていました。
処方されたロキソニンを飲んだら、多少楽になったかな。
23時ごろに夫が帰宅。顔見たらちょっと安心。
翌日の手術が怖くて、結構心細かったのかもしれない。
夫に手をにぎってもらって、気づいたら眠っていました。
つづきはこちら。
26歳で初めて妊娠したときのはなし
26歳になったばかりで、初めて妊娠したときのおはなし。
初めての妊娠
初めての妊娠は結婚してちょうど1年という時期でした。
家も買ったし、夫婦ふたりの時間もそこそこ楽しんだし、
そろそろ子どもがほしいな・・・というタイミング。
だから妊娠が分かったときは本当に嬉しくて嬉しくて。
大好きな紅茶もノンカフェインにしたり、食べるものにも気をつけていました。
赤ちゃんが育たない
ところが妊娠7~9週目になっても、赤ちゃんの存在が確認できません。
稽留流産(けいりゅうりゅうざん)でした。
胎嚢は大きくなっている。卵黄嚢もある。
でも、胎芽(9週までの胎児)が見えない。
先生からは、残念だけどよくある話とのこと。
2週間は自然に流れるのを待ちましょう。
それでも流れなければ手術をしましょう。
ということになりました。
流産の原因
妊娠=出産があたりまえぐらいの認識だった私。
稽留流産と言われた日は、それはそれは泣きました。
ネットで稽留流産って検索してみると、
「赤ちゃんの染色体に異常がある事が多い」
「お母さんのせいじゃない」と書いてあります。
でも、本当に私のせいじゃないって言えるの?
あの日夜勤で無理したのがダメだったのかもしれない。
まだ20代なのに。どうしてだろう。自分はダメなのかもしれない。
そんな、どうにもならない感情がぐるぐるしてしまう。
結局、2週間経っても自然には流れてこないため、手術することになりました。
でも稽留流産と診断された翌日からつわりはなくなりました。身体って不思議です。
手術日までの間は精神状態が不安定になってしまったようで、仕事でもつまらないミスを連発しました。
こころの整理をする時間が私には必要でした。